必要ですか?

こんにちは。

早いもので9月になりました。幾分涼しくなった気もしますが最近は天気が

悪く嫌になります。

さて、弊社で言う、事業年度は10/1~9/30となり、今季の最終月

となり、ラストスパートの月となりますので1カ月頑張っていきたいと思います。

さて弊社はよく中古住宅を仕入、それを販売することをよく行っています。

仕入れる物件の多くは築40年~50年位がメインとなります。当然ながら、

現在の法規や家に対する考え方も違うことから、今では当たり前また標準的で

あることも、古い中古住宅では当たり前で無いこともあります。

見た目上、壁紙また床を張替えたり、水廻り設備を綺麗にした上で、新しい

暮らしを開始したい!という希望は理解はします。ただ偶にある要望として、

古い中古住宅は結構室内が段差だらけだったりします。若いうちは良いものの、

歳をとると室内でも段差に躓き、大惨事となる可能性もあるかとは思います。

これを解消するため、部屋と廊下または部屋と部屋間の段差を無くすリフォーム

を行う、これ自体は不可能では無いことだと思いますので出来るでしょうが、

当然費用が発生する訳です。新築を買う、建てるにしても中古を購入するにしても、

誰しも無尽蔵に予算費用が捻出出来るわけではなく、どれが本当に必要か否かの検討、

予算に応じて妥協出来る部分はカットしていかざるを得ないと思います。

個人的な意見で言うと、例に出した中古住宅における、バリアフリー化は不要とは

言わないまでも、優先順位は最後位で良いと思っています。

バリアフリー化の目的として、車いす生活を想定するまた段差に躓かない等に有る

と思います。現実的な問題として、常に車いす生活をしなければ成らない状態とは?

当然ながら不幸にも、事故または病気により自力歩行が出来ない方々もいらっしゃる

と思いますが、幸運にもこのような状態に陥らず、一生を終える方の方が、私の知る

範囲での話ですが、多いような気がしています。あと加齢により足腰が弱り、車いす

に頼らざるを得ない状況になった場合、これは相当なご長寿の方なのでは?と思いますし、

同居の親族の方などの助けが常に必要な状態と思います。ではこのような状況に陥った場合、

そもそも同居の親族などが必ずそばに居てくれるかどうか?子は既に自立し別居状態また

配偶者は先にお亡くなりなっているというケースも充分に考えらえます。

つまり必要な手助けがない!どうするか?この状況の方の多くは高齢者の福祉施設などに

入所しているという場合が多くなると思います。ただ入所したくても、直ぐに入所出来ない

などの現実的な問題もあるかもしれませんが、購入時に健常であり、また近い将来ににおいて、

自分また同居の家族がバリアフリー住宅でないとと生活できない状況に陥る可能性、確率を

考慮すると、予算との兼ね合いでは、切り捨てるざるを得ない部分と考えます。

どうしても備えあれば憂いなしで、やりたい!と言うことであれば、DIYで室内の段差解消

スロープを付けたり、室内に手摺を付けたりのことは苦手な人もいるとは思いますが、

出来ます。または、そのためのお金を貯蓄したうえで、リフォームを依頼するかだと思います。

家に対する考え方は様々あるかとは思いますが、私はこんな風に思っています。長くなりましたが、

ラスト1カ月頑張ります!

 

 

 

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