両校お疲れ様でした。
こんにちは。
昨日夏の高校野球選手権決勝が行われました。正に今回
出場校でも実力上位校である2校の決勝戦であり、もう少し
僅差の接戦を予想していましたが、結果はご存じの通り。
8対2で慶応高校の勝利!何でも同校107年ぶりの優勝だそうです。
7月初めから始まる県予選から約1カ月半程今回も楽しませて頂き
ました。全高校球児の皆さんお疲れ様でした。
さて、大会開催中から今回も度々話題に上っていますが、坊主頭では
無い球児が今大会でも結構いました。確かに野球をするにあたり、
必ずしも坊主頭である必要は無いこと自体は頷ける部分は有ります。
一部指導者の発言やマスコミ報道から感じることは、坊主頭=時代錯誤
で悪いこと、勝利至上主義で野球を楽しんでないというような論調には
辟易します。
今回優勝した慶応高校は坊主頭では無いです。優勝の要因は監督指導者
の育成指導や、それを吸収し、実力を発揮する、元々の入部する選手の
ポテンシャルの高さとの相乗効果に尽きると思います。
野球を楽しむ、エンジョイベースボールもあるでしょうが、主要因とは思え
ません。
どうして坊主頭の高校はエンジョイしていないと言えるのでしょう?
甲子園を真剣に目指す、また常連校などのほとんどは練習はハードで厳しい
ものと思います。それを承知の上で、強豪野球部に入学しハードな練習に
耐え甲子園を目指す訳ですが、それになぜ耐えれるか、それは根底に野球
が好きだからがあると思いますし、それだけ真剣に取り組んで入れば、勝負
事ですから、勝利を目指すのは当たり前と思います。そういうのが嫌なら
私のように高校球児でも同好会チックの野球部に入って自分なりに野球を
楽しめば、良いと思います。いくら選手の自主性云々とか言っても、甲子園
に出るような学校はまず入学時のスカートそして部内でのレギュラー獲得の
競争があり、スタメン、ベンチ入りを勝ち取り、そこから他の強豪校を破って
晴れて甲子園出場が多かれ少なかれある訳で、到底そのスポーツを純粋に楽しむ
部活動というようなレベルを超越してしまっているのです。その当事者がいくら
耳障りの良い事を言ったところで聞くこちらは白けるというものです。
当然古い体質に倣った、体罰や部内イジメなどは当然批難されて然るべきこと
で、こういうことで部を辞めざるを得ないなどは本当に不幸なことであり、無く
すべきものと考えますが、坊主頭がどうとかは些末な実に下らないことと思います。
個人的な意見ですが、長年見慣れてる性もあってか、やはり野球部に坊主頭は似合
いますし、現在増えつつある非坊主頭でも良いのですが、帽子からはみ出る前髪
とか帽子取った時にクッキリ分かれ目がついてるとか、どう見てもカッコイイ
ビジュアルでは無いですし、むしろ坊主頭の方がカッコイイと思えます。
変えるべき体質などの本質はそこでは無い気がしませんか?